業務フロー図|無料Excelテンプレート・書き方解説・サンプル付き

業務フロー図|Excelテンプレート・ヨコ・スイムレーン
アップデート

  • 2024/09/02 – 業務フロー図の書き方をご紹介しています NEW
  • 2024/09/02 – テンプレートのファイル名を日本語に改めました NEW

今すぐに業務フロー図を作成する必要がありますが?
マニュアルや作業の流れ図向けの業務フロー図のExcelテンプレートです。
役割の異なる複数の関係者が連携して1つの作業を行う場合、それぞれの作業者が、どんな作業をどういった順番で行うか理解しておくことは非常に重要です。
業務フロー図を描いて共有することは、そのような、担当者間の作業順序や役割を確認する際に非常に有効です。

業務フロー図を作る際の簡単な解説もつけていますのでご活用ください。
また、作例も付けていますので、それを参考にすぐにフロー図の作成を始められます。
今すぐテンプレートをダウンロードして業務フロー図をサクッと作成してしまいましょう。

業務フロー図|Excelテンプレートの提供と活用方法

業務フロー図|Excelテンプレートの提供と活用方法

業務フロー図とは?業務フロー図の説明

業務フロー図は、ビジネスプロセスを視覚的に表現した図で、業務の流れを直感的に理解できるように設計されています。ビジネスの複雑なプロセスや手順を整理し、関係者に共有するための重要なツールです。視覚的に表現することで、文章だけでは伝わりづらい情報が簡潔に伝わります。特に、業務フロー図は、プロジェクト管理や業務改善において、効率的な意思決定をサポートします。

業務フロー図を使用するメリット

業務フロー図を使用する最大のメリットは、視覚的に業務の流れを確認できることです。複雑なプロセスを言葉で説明するよりも、フロー図を使えば、誰でも一目で業務の流れを把握できます。これにより、業務の効率化や問題点の発見が早期に行え、チーム全体で迅速かつ効果的な対応が可能となります。また、関係者間で同じ理解を持ちやすくなるため、コミュニケーションの円滑化にもつながります。

業務フロー図の用途と書き方

業務フロー図は、さまざまなビジネスシーンで活用できます。例えば、新しいプロジェクトの立ち上げ時や、業務改善のための現状分析、日々の業務運営の標準化などに利用されます。業務フロー図を作成する際には、まず業務のステップを洗い出し、次にそれらのステップを順序立てて図式化します。シンプルで分かりやすい形でフローを作成することが重要です。

テンプレートの特徴

当Excelテンプレートは、横書きタイプの業務フロー図です。
マニュアルや、説明文中に挿入して、手続きを可視化し、読み手の理解を促進します。

横印刷向けのきれいなレイアウト

横印刷向けのきれいなレイアウト

凡例・サンプル付きですぐに書き始められます

凡例・サンプル付きですぐに書き始められます


リンク|用途・形式の異なるテンプレート

ビジネスプロセスの表現に適した業務フロー図ですが、今回の投稿で提供するテンプレートが皆さんの業務に合わないことありえます。

そのような場合は、下記リンクの先に異なる形式や類似のテンプレートを用意していますので、こちらの利用をご検討ください。

業務フロー図作成向け

作業工程表作成向け

マニュアル・作業手順書作成向け

業務フロー図|Excelテンプレートの無料ダウンロード

サンプル付きテンプレート

  • パーツがすでに配置されていますのですぐに作り始められます。
【テンプレート】業務フロー図_Sample1.xlsx(49Kbyte)

イメージ

業務フロー図のサンプルのイメージ

空のテンプレート

  • 独自のパーツを使用する場合、書式を変更する場合はこちらをご利用ください。
【テンプレート】業務フロー図.xlsx(36Kbyte)

イメージ

業務フロー図の空のテンプレートのイメージ

関連テンプレートリンク

用途や書式が異なる方は、こちらをご利用ください。

業務フロー図|Excelテンプレート・タテ・スイムレーン

業務フロー図|Excelテンプレート・タテ・スイムレーン

業務フロー図|PowerPointテンプレート・工程別・TODOリスト

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業務フロー図の書き方

業務フロー図の書き方

業務フロー図には様々な書き方がありますが、決まった形式やルールというものはありません。
それより、業務フロー図を作成する際には、関係者の読みやすさ、理解しやすさに重点をおいて作成するように心がけましょう。
ここでは、サンプルとして提供している無料Excelテンプレートを例として使用し、業務フロー図の作成手順を紹介します。

簡単で基本的な手順となりますので、一度覚えてしまえば、応用が効きます。
この際、ぜひマスターしておきましょう。

[STEP1]関係者を書き出す

  • まず、対象となる業務フローで登場する関係者を書き出します。
  • 関係者は、役割名や役職名の場合もありますし、部署名の場合もあります。
    例)
    ・本部/加盟希望者・・・など
業務フロー図の書き方・関係者を書き出す

[STEP2]メインとなる業務シナリオの作業を書き出す

  • 対象となる業務フローには、通常、問題なく最後まで作業が進んだ場合のゴールがあります。
  • そのようなメインシナリオが想定する作業を「誰が?」「何をするか?」「どういう順番で?」という軸で洗い出します。

    例)
    ①(加盟希望者)当社広告、HP、雑誌などから情報を取得し、加盟を検討する。
    ②(加盟希望者)・お問い合わせフォームから加盟の問い合わせを行う。
    ③(FC本部)・お問い合わせの内容をチェックし、受け付ける。
    ・・・など

業務フロー図の書き方・メインとなる業務シナリオの作業内容を書き出す

[STEP3]条件による処理の分岐と対応方法を洗い出す

  • フロー中の作業において、状況によって作業内容やゴールが変更となる場合があります。
  • どの工程で、どのような状況である場合、どう対処するのか?また、その結果、そのフローは完了まで実施するのか?を一通り洗い出します。

    例)
    ①(加盟希望者)犯罪歴等あり→仮申し込みでお断り
    ②(加盟希望者)自宅を事務所にする場合→店舗改装可能か調査の上加盟を判断
    ③(FC本部)当月受付キャパオーバー→翌々月以降の出店準備サポート開始を提案
    ・・・など

業務フロー図の書き方・条件による処理の分岐と対応方法を洗い出す

[STEP4]関係者ごとのスイムレーンを作成する

  • 業務フローに登場する関係者の種類分だけスイムレーンを作成します。
  • スイムレーンは、時系列で登場する順で、作業順が近いものを近くに配置します。
業務フロー図の書き方・関係者ごとのスイムレーンを作成する

[STEP5]スイムレーンにオブジェクトを配置する

  • まず、メインの業務フローの作業を実施順位配置し、矢印でつなぎます。
  • 次に、条件分岐で処理が分かれる例外ケースの処理を分岐させて配置します。
業務フロー図の書き方・スイムレーンにオブジェクトを配置する

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テンプレートの使い方

  1. テンプレートファイルをダウンロードする
  2. スイムレーン(担当部署などの枠)名を変更する
  3. スイムレーン(担当部署などの枠)数を加減し、レーン幅を調整する
  4. 開始状態と条件ごとの終了状態を配置する
  5. 作業と条件を書き出し、作業を実施順に配置する
  6. 作業を実施順に矢印で繋ぐ